1950-03-31 第7回国会 参議院 本会議 第35号
委員会における本法案の審議に際しましては、事柄が我が国食糧政策に関する重要問題であり、又現に食糧供出制度の改変が種々論議せられ、中には無責任な放言もあり、徒らに生産者及び消費者を不安昏迷に陷れつつある際でもあり、更に又農政の転換期に処しての今後の農政確立上の基本にも触れる極めて緊要なる問題でありますので、各委員より真劍な質疑が数多く重ねられたのでありまして、即ち農家経済窮迫の現状に対する具体的対策如何
委員会における本法案の審議に際しましては、事柄が我が国食糧政策に関する重要問題であり、又現に食糧供出制度の改変が種々論議せられ、中には無責任な放言もあり、徒らに生産者及び消費者を不安昏迷に陷れつつある際でもあり、更に又農政の転換期に処しての今後の農政確立上の基本にも触れる極めて緊要なる問題でありますので、各委員より真劍な質疑が数多く重ねられたのでありまして、即ち農家経済窮迫の現状に対する具体的対策如何
本法律案は、四月十六日、予備審査のため委員会付託となりましたが、昨二十二日農林委員会を開催、提案理由の説明を聴取しましたる後、ただちに質疑に入りましたが、農民新党寺崎委員より、農家経済窮迫の現状にかんがみ共済掛金の全額を國庫負担とする意思はないか、また虫害を共済事故に加える必要はないかとの質問があり、政府委員よりこれに対しまして、共済掛金の全額國庫負担は不可能であること及び虫害については近い機会につけ